活気を見せる「大磯市」会場
国土交通省が実施している２０１３年度地域づくり表彰で、大磯町の「大磯市（おおいそいち）」を主催する大磯市実行委員会が選ばれた。11月13日（水）に東京都千代田区で表彰式が行われる。
この表彰は１９８４年度から実施されているもので、創意と工夫を活かした個性的な地域づくりに顕著な功績があった優良事例を表彰するもの。都道府県を通じて推薦された全国の団体が候補にあがり、有識者で組織する審査会で受賞者が選ばれる。
今年度は全国から83団体の応募があり、６団体が受賞。大磯市は「港を中心にコミュニティビジネスとして大磯の活性化に寄与している」という点が評価された。
表彰には国土交通大臣賞、全国地域づくり推進協議会会長賞、日本政策投資銀行賞の３つの賞があり、各団体の賞は11月の表彰式で発表される。
同実行委員会の加藤孝委員長は「とてもおめでたいこと。町ぐるみで、いろいろな人が協力してくれている。大磯市に携わってきた皆さんの努力の結果です」と話す。
大磯市は「大磯全体を市（いち）にしよう」をコンセプトに２０１０年から毎月第３日曜日に開催。大磯港で開催されるマーケットと町内の店舗、ギャラリー、個人によるイベントやワークショップが連携して町を盛り上げる。近年は出店者同士の交流から新たな商品や企画も生まれている。
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