新市庁舎 6月に市民見学会 1期工事完了へ
平塚市が2011年度から建設を進めている新市庁舎の1期工事が5月21日に完了する予定だ。6月8日に完成記念式典と市民見学会を開く。4月23日の定例記者会見で落合克宏市長が当面のスケジュールについて説明した。
防災拠点としての役割を担う新しい庁舎は、免震構造の地上8階地下2階建て。現庁舎に比べ約1・48倍広くなるという。1期工事では建物の高層部と低層部の一部分が完成する。
記念式典は午前10時開始。午後1時から4時まで市民を対象に見学会を実施する。6月27日から7月21日までの週末を使い、本館と東・西・南附属庁舎、新館、消防庁舎の防災危機管理部の機能を段階的に移転し、新庁舎での業務を行う。
庁舎1階にはパネル展示などができる多目的スペースを確保。4階から7階まで建物中央の吹き抜け周辺にコミュニティラウンジを設ける。協働交流スペースとし、7月22日から打ち合わせなどに利用できる。
新庁舎への移行に伴い、既存庁舎の解体が7月に始まる。2期工事は8月着手。低層部と駐車場棟の建設、外構工事を行い、全体の完成は16年度末予定。総工費は約139億円で、国が約14億円を負担する。
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