ふたみ記念館に園児の絵 開館3周年記念の一環で
二宮町ふたみ記念館(同町山西)が開館3周年を迎え、それを記念する「にのみやこども絵画展」が11月14日(金)まで、同記念館で開かれている。期間中は町内在住・在園の6歳児から募集した絵画作品248点を展示。通常500円の入館料が無料となる。
同記念館は二宮町出身の洋画家・二見利節(としとき)(1911〜76年)の生誕100年を記念して建設。利節は生涯に4000点もの作品を制作しており、大小2つの展示室には青年期から晩年期までに描かれた油彩画やデッサンなどが常時展示されている。
オープン当初は利節の作品のみを展示するための施設だったが、3周年を機に一般にも開放する施設へと方向を転換。「にのみやこども絵画展」は、開放後の企画第1弾目となる。
絵画展初日の11月1日には同記念館内で表彰式を実施。「大好きな○○」をテーマに町内の6歳児が描いた作品の中から金賞・銀賞各1人、銅賞2人、入賞15人が選出され、内海博治町教育長から表彰状などが手渡された。
あいさつに立った坂本孝也町長は「二見利節は自分の絵は完成していないという意思から、作品を売ろうとしなかった。実直な二宮出身の絵描きで、実力もあった。可能性のある子どもたちの絵の展覧会をこの記念館で開くことは、とても意義があること」と、出席した園児たちに語りかけた。
金賞・銀賞・銅賞に輝いた園児の氏名と作品名は次の通り。
●金賞/本杉創くん(梅花保育園)『宇宙』●銀賞/塩田結萌ちゃん(百合が丘保育園)『おこったかお』●銅賞/船間心優ちゃん(育美幼稚園)『ともだち』・長沢芽奈ちゃん(育美幼稚園)『ともだち』
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