平塚市・大磯町とのごみ処理広域化が始まるのに伴い、二宮町は4月からごみの分別、出し方、収集日を変更する。詳細を記載した「ごみガイドブック」と「収集カレンダー」を、2月9日から広報配布委員を通じて全戸配布し始めた。
主に家庭から出るごみの分け方や出し方を詳しく記載している「ごみガイドブック」。昨年町内各地域で開催した1回目の分別方法・収集日説明会で出た意見が紙面に反映された。町生活環境課では「見やすく、分かりやすく、できれば資源としてごみを出してほしいという観点で作成した」と話す。
既存は16ページだったのに対し新ガイドブックは24ページに増加。文字を大きくし、イラストや写真を使用してビジュアルに訴えかける。リサイクルを意識付ける目的で資源ごみから可燃ごみの順に掲載。「資源はリサイクルするとどうなるのか」という町民の声に応え、「ペットボトルは洋服などの繊維製品やペットボトルになる」など活用例も載せた。また、子どもにも見てもらえるようにと町職員が考案したキャラクター「ボッチャ」「リックル」を起用した。
収集日は17地区に細分化されていたエリアを5地区(一色・緑が丘/中里/百合が丘・松根・二宮JR北側/富士見が丘・二宮JR南側/山西・川匂)に変更。「ごみ収集カレンダー」には各日に収集される項目が記載されている。説明会ではサンプルが「見やすい」と好評だった。自宅のカレンダーに貼りたい人のために「ごみスケジュールシール」も作られた。
分別で最も大きく変わるとみられているのが樹脂類。「発砲スチロール製のトレー・箱」は「容器包装プラスチック」に、プラマークが付いているものは「容器包装プラスチック」、付いていない柔らかいものは「可燃ごみ」、硬いものは「破砕ごみ」になる。問い合わせは町生活環境課【電話】0463・71・3311。
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