県内でも希少な湧水地である中井町の厳島湿生公園で、同町の魅力を発信するイベント「竹灯篭の夕べ」が5月28日(土)に行われる。風情豊かな公園に手作りの竹灯篭約3千本を灯し、光の演出を楽しむ。
行政と地域住民、ボランティアなどが協働で取り組む恒例行事。竹林再生事業の一環として始まり、今年で11回目を数える。
公園内では、木道や湿生地の中央にたたずむ「弁天様」(厳島神社)の周囲、参道の石段、芝生広場に竹灯篭を並べて点灯。空が暗くなるにつれてロウソクの炎が輝きを増すと、辺りは幽玄な光の世界に包まれる。水面に映る明かりや趣向を凝らした竹灯篭のオブジェも見どころだ。
当日午前10時からザリガニ釣り大会を実施。午後1時から灯篭製作体験(無料)と竹細工作り(1人100円)がある。点灯時間は6時から8時30分まで。大正琴の演奏と飲食ブースも予定されている。今月上旬過ぎから園内でゲンジボタルの飛翔が確認されており、条件が良ければホタルを観察することができるかもしれない。荒天の場合は翌29日(日)に順延。
会場へは、JR二宮駅北口から秦野駅南口行きバスで北窪入口バス停下車、徒歩1分。車の場合は二宮方面から県道秦野二宮線の中井電話局前を左折、テルモ研究開発センターの臨時駐車場を利用できる。公園まで無料シャトルバス運行。
問い合わせは中井町環境経済課【電話】0465・81・1115。同町ホームページに案内図を掲載。
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