本紙は年内最後の発行にあたり、紙面で紹介したニュースの中から今年1年間の出来事を振り返る。
上半期
東海道線二宮駅の発車メロディーが、1月から唱歌「朧月夜」に。大磯町では中学校給食がスタートしたほか、小学校始業前に自主学習や交流活動などの機会を提供する「朝の子ども居場所づくり」のモデル事業を実施した。
2020年東京五輪に向け、大磯町と小田原市、箱根町が県、星槎グループとともにエリトリア国のホストタウンに登録。「かながわ駅伝」競走大会では、二宮町が町村の部2連覇を達成した。
大磯駅前には、「湘南」の名称が発祥した地であることをアピールする石碑が建立された。二宮町では、空き家の解消を目指して「空き家バンク」を開設したほか、神奈川大学と包括協定を締結し、官学連携を強化した。
中井町では昨年4月から休止していた独立型ホスピス「ピースハウス病院」が再開。開院式では理事長の日野原重明氏が関係者らとともに再開を祝った。二宮町は国の地方創生加速化交付金を活用し、一色小学校区の再生事業に着手。町と地元住民、県住宅供給公社が協議会を設立し、二宮団地再編との一体的な取り組みを始め、地域再生に向けた事業に取り組んでいく。大磯町は、病気やけがの回復期にある子どもを預かる病後児保育を導入した。
下半期
メダルラッシュに沸いたリオ五輪。体操競技では、大磯町の河崎真里菜さんが女子団体の代表候補入りを果たすも落選。7月の参院選では、神奈川選挙区で自民現職の三原じゅん子氏がトップ当選した。3町の得票数では、無所属現職の中西健治氏(選挙後に自民公認)が大磯・二宮町でトップの票を集めた。
大磯プリンスホテルは、来年春のホテルリニューアルと、同年夏の温泉・スパ施設開設を発表した。1953年の開業以来初の大規模改修となる。星槎国際高校湘南サッカー部の市川暉記さんは、サッカーJ2リーグの横浜FCに入団が内定。190cmの長身ゴールキーパーで、「1年目からレギュラー入り」を目標にプロの世界に挑む。
大磯町では、県が北浜海岸で津波避難タワーの建設に着手したほか、郷土資料館が11月にリニューアル。大磯町在住の大隅良典さんが、オートファジー研究でノーベル医学・生理学賞を受賞するというビッグニュースも舞い込んだ。
大磯・二宮・中井版のトップニュース最新6件
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