大磯テニスアカデミーに通う外池智稀君(開成町立開成小6年)が、5月26日と27日に開かれた全国小学生テニス選手権関東予選大会でベスト8に入り、7月に行われる全国大会へ初出場する。
男女64人ずつが出場した関東大会。外池君は1、2回戦をストレートで勝ち上がった。3回戦では、ひたすら粘る戦い方を得意とする選手に苦戦し1セット目こそとられたものの、こちらもボールを返し続ける粘りのプレーで対抗。相手の一瞬の隙を突くショットで2、3セットを奪い、逆転勝ちを収めた。続く4回戦では激しい打ち合いとなり1セット目を奪ったものの、これまでの試合で蓄積された疲労から集中力がとぎれ2、3セット目をとられて敗退。ベスト8で全国への出場権を手にした。大会を振り返り外池君は「ミスが多く、疲れから集中力が続かなかった」と冷静に分析。一方で初めての全国出場に「目標にしていた大会なので本当にうれしい。ワクワクしている」と笑顔を浮かべた。また「全国ではミスなく、小技も交えながら体全体を使って一本一本をしっかりと決める。一試合ごとに集中してファイトできるようにしてきたい」と意気込みを語った。
さらなる成長に期待
外池君は両親共にテニス経験者の家に育ち、小1からテニスを始めた。現在は週6回、放課後に大磯へ通いテニスの練習に励んでいる。同アカデミーの小野峰樹ヘッドコーチは「体力が続かない部分があるが、もっと上位にいける素質を持った選手。小学生最後の年に掴んだチャンスを活かし、全国レベルの中でしっかりと結果を残してきてほしい」とエールを送る。
全国大会は7月27日(金)から30日(月)に東京都世田谷区で開催される。
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