日本中が記録的な猛暑に見舞われている今夏、7月31日までに大磯・二宮・中井の3町で熱中症により救急搬送された人の数は22人だった。各消防署では、管内に対し引き続き注意を呼びかけている。
大磯町
大磯町では5人が熱中症で救急搬送された。男女別では男性4人・女性1人と男性が多く、世代別では18歳から64歳までの成人が3人、7歳から17歳までの小児が2人だった。5人とも軽症。中等症や重症、死者は出ていない。日中、炎天下の屋外で運動をしていた男性が、運動終了から1時間後に熱中症を発症し救急搬送されるケースがあった。
二宮町
二宮町では13人が救急搬送された。男女別では男性7人・女性6人とほぼ同数。世代別でもっとも多かったのが10代で3人、次いで40代と50代が各2人、10歳未満・20代・30代・60代・70代・80代が各1人だった。6人が軽症、7人が中等症だった。発症場所は屋内が6人、屋外が5人、その他が2人。屋内で作業中の人が運ばれるケースが多かった。
中井町
中井町の熱中症による救急搬送者数は4人。男性1人・女性3人で、65歳以上の高齢者が半数を占めた。3人が屋内で発症、屋外は1人。軽症1人、中等症3人。5月に1人、7月に3人が搬送されている。
各消防本部では「今夏は平年より気温が高く、今後も十分な注意が必要。こまめな水分補給による体温管理やエアコンを適切に使用するなど室温管理を心がけて、各自で熱中症の予防に取り組んでもらいたい」と注意を促している。
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