星槎グループを卒業した生徒が新成人を迎えたことを祝う会が1月23日にオンラインで開かれ、二宮町にある星槎学園高等部湘南校からも卒業生らが参加した。今年は感染予防のため、全国の校舎と卒業生の自宅などをウェブ会議ツールのZoomでつないだ。
新成人を祝う会は、卒業生の門出を祝うとともに、卒業後の近況確認やフォローアップなどを兼ねて母校とのつながりを持ち続けてもらおうと毎年各校舎ごとに開催しているもの。今年も成人の日の前の開催にむけて準備を進めていたが、年明けの緊急事態宣言の再発出を受けて、2年前から一部の校舎間で試験的に実施していたオンラインによる式典を全国の校舎に広げることにした。
当日は、北海道から沖縄までの9校と自宅などから新成人が参加。全国親の会など来賓による祝辞の後、各校舎の新成人代表が二十歳の抱負や将来の目標などについて語った。湘南校からは20期生を代表して鏡琉衣さんが登壇し「自分の行動に責任を持ち、これまで様々な人に支えられてきたように周りの人を支えられる人になりたい」と堂々と述べた。現在はアスレティックトレーナーを目指して専門学校で学んでいるという鏡さん。地元・平塚の成人式はオンライン開催になったため、自宅から参加したという。「晴着を着て小・中学校の友達やその親に挨拶することができなかったけれど、日を改めて機会を作りたい」と前を向く。全国をつないだ祝う会の後は、湘南校の関係者だけで卒業生の近況報告や恩師からのメッセージを聞く時間もあり、2年ぶりの再会を画面越しで喜び合った。湘南校の加納信人校長は「コロナが落ち着いた頃に、皆さんが直接集まれる機会を設けたい。社会には辛いこともあるが、ぜひ自分の夢にむけて色々なことに挑戦してほしい」と呼びかけた。
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