大磯町高麗の慶覚院(秦良徳住職)で4月18日(木)〜21日(日)、秘仏本尊である千手観世音菩薩を開扉する。千手観音は大磯の海から出現したと伝わる、平安時代に作られた木像で大磯町指定文化財となっている。
千手観世音菩薩は高さ159・5cm。通常は厨子に納められている「秘仏」で、12年に1度、子年に開帳される。
前回は2008年に行われ、本来であれば20年に実施する予定だったが、コロナで延期となっていた。
解説や稚児行列も
期間中の開扉時間は午前10時〜午後3時。特別拝観料500円。
薄井和男氏による仏像解説は19日(金)、午前11時〜正午。参加無料。
また、21日(日)には子どもの健康と成長など無病息災を祈願した「稚児行列」を実施する。午前11時〜午後0時30分。同日には合わせて、慶覚院境内で「こどもえんにち」
も開催する。午前11時〜午後3時。飴細工や駄菓子、スーパーボールすくいなどの縁日が並ぶ。
秦住職は「16年ぶりの機会です。ぜひ足を運んでください」と話していた。
問い合わせは慶覚院【電話】0463・61・3814。
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