中井町チームが優勝 4町親善野球大会 MVPに須藤肇選手
大磯町、二宮町、中井町、寒川町の4町の職員が出場する「ONNS杯争奪親善野球大会」が7月に中井中央公園野球場で開催され、40回目となる今大会で中井町チームが大磯町と寒川町を破り、優勝を収めた。
昭和46年から続く同大会は、4町の職員が野球を通じて行政間が抱える課題を話し合ったり、近隣自治体同士で情報を交換したりして、親善と健康増進を図ることを目的に開催。スタート当時は大磯町と二宮町、中井町、橘町(現在は小田原市)の組み合わせで行われていた。
試合は7月2日と23日の日程で、トーナメント方式・7回戦で実施。初戦は大磯町と中井町、二宮町と寒川町が対戦。5―2で中井町、8―4で寒川町が勝ち、第1回戦の勝者が優勝決定戦へ。中井町は2回に3点、続く3回と4回にも得点を重ねて6―1で寒川町を破り、優勝杯を手にした。大磯町と二宮町による3位決定戦は19―8で二宮町が3位になった。
最優秀選手賞には2試合でみごと完投勝利を収めた中井町チームの須藤肇選手が選ばれた。また、同チームの捕手として2試合にフル出場し、好リードが冴えた黒田知希選手が新人賞を獲得した。
閉会式では大会実行委員長である尾上信一町長の代理で山本清和総務課長が挨拶。「かつては私もこの大会の投手として出場し、さまざまな思い出がある。歴史ある大会が今後も末永く続き、4町の交流がさらに深まることを期待します」と述べた。
試合終了後、恒例の懇親会が境コミュニティセンターであり、総勢60名の町役場職員が親睦を深めた。
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