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デマンドバス発進 公共交通の空白地帯解消へ 

公開:2013年1月18日

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テープカットをする尾上町長(右から3番目)と関係者
テープカットをする尾上町長(右から3番目)と関係者

 駅のない中井町で公共交通の空白地帯を解消するため、利用者の予約に応じて走るオンデマンドバスの実証運行が1月11日から始まった。町役場駐車場で運行開始式があり、初日は6件の予約で12人が乗車した。町は2月28日まで実証運行を行う。

愛称は「中井ふれあいバス」

 開始式には尾上信一町長と杉山祐一町議会議長、運行事業者である湘南神奈交バスの関係者らが出席。尾上町長は「交通が不便なため、町の人口減少に歯止めがかからない。交通弱者の足の確保が必要であり、デマンドバスをスムーズに運行できるよう、これから乗車してもえらえるかが課題」と述べた。運行開始を祝って出席者と来賓がテープカットを行い、中井中央公園まで体験乗車した。

 また、デマンドバスの愛称が発表された。全国から207件の応募があり、東京都練馬区の田辺梓さんが提案した「中井ふれあいバス」に決定した。

2月まで実証運行

 デマンドバスは町内全域120カ所と、町民の利用頻度が高い二宮町のスーパー西友とマックスバリュ、秦野市の赤十字病院とヨークマートの計124カ所が乗降場所。12人乗りの車両2台を使い、午前7時から午後8時まで運行する。大人運賃は町内での移動が200円、町外300円(子どもは半額)。乗車1時間前までに電話かインターネットで予約する。利用するには事前に利用者登録が必要だ。

 町によると、1月9日時点で679人が登録を済ませたという。運行初日には通学や買い物などで12人の利用があった。

 実証運行は2月28日まで。町は3月に実験結果を検証し、4月から再び運行を始める予定。
 

12人乗りのデマンドバスの車内
12人乗りのデマンドバスの車内

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