神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

中井町にメガソーラー設置 発電開始は15年4月予定

公開:2013年5月24日

  • X
  • LINE
  • hatena
中井町南部のメガソーラー事業予定地。線で囲まれた候補地約32ヘクタールのうちの約14ヘクタールに発電施設を作る計画(写真提供/県)
中井町南部のメガソーラー事業予定地。線で囲まれた候補地約32ヘクタールのうちの約14ヘクタールに発電施設を作る計画(写真提供/県)

 中井町南部地区にメガソーラー(大規模太陽光発電施設)の誘致を進めていた県と同町、県住宅供給公社は、スパークス・グリーンエナジー&テクノロジー(東京都品川区)と発電事業に関する基本協定を5月14日に締結した。約14ヘクタールの土地に出力10メガワットの発電施設を設置。2015年4月から稼働する計画だ。

 メガソーラー事業予定地は県道秦野二宮線の西側に広がる同町井ノ口ほか。企業団地や住宅を誘致するための公社の土地だったが、バブル経済が崩壊した影響により、当初の計画が中断。公社と同町などが保有するこれらの土地を事業者のスパークス社が20年間、無償で借り受け、メガソーラーを設置し運営する。同町は固定資産税を免除することで協力していく。

 着工は10月予定。用地の大部分が山林や荒地、畑になっており、発電施設の建設には樹木の伐採や土地造成が必要となるが、同社が総事業費約40億円をかけて造成工事なども行う。県によると、伐採した木は、公社が団地再生事業で内装リフォームや家具の材料に活用する予定だという

 県が基礎調査を行い、メガソーラーの候補地として誘致を図ってきた県内12カ所のうち、事業者が決定したのは5カ所目。出力規模約10メガワットは川崎市にある扇島太陽光発電所の13メガワットに次ぐ大きさとなる。一般家庭約2800世帯が1年間に使用する電力量に相当するという。電力は東京電力に売電される。
 

大磯・二宮・中井版のトップニュース最新6

週末は「本」に浸ろう

大磯町

週末は「本」に浸ろう

ブックマルシェ18日、19日開催

5月17日

朝鮮通信使から見る宿場

大磯町郷土資料館

朝鮮通信使から見る宿場

兵庫県の市民団体が展示協力

5月17日

ランク戦でTKO勝利

湘南龍拳大橋波月さん

ランク戦でTKO勝利

ライトフライ級8位に

5月10日

後期 きょうスタート

大磯オープンガーデン

後期 きょうスタート

花の変化楽しむ 12日まで

5月10日

母校に「ただいマーティン」

大磯高校

母校に「ただいマーティン」

出身タレントが凱旋授業

5月3日

「盲導犬すごい」の先へ

二宮在住板嶌さん

「盲導犬すごい」の先へ

共生社会 考える機会に

4月26日

あっとほーむデスク

  • 5月17日0:00更新

  • 5月10日0:00更新

  • 5月3日0:00更新

大磯・二宮・中井版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

大磯・二宮・中井版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月17日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook