大磯町は管理業務の効率化などを図るため、日本三大俳諧道場の一つとして知られる鴫立庵に2016年度から指定管理者制度を導入する。指定期間の満了を迎える町立福祉センター「さざれ石」、大磯運動公園とあわせて3施設の指定管理者を募集する。
鴫立庵では施設の維持管理や利用受付、毎年3月に開催している大磯西行祭と短歌・俳句大会の補助、施設の特長を活かした普及活用事業の計画・実施などの業務を指定管理者が担う。
初年度にあたる16年度の指定管理料は15年度予算を基に算出した金額約720万円(消費税・地方消費税を含む)を上限とし、応募者が提案する。応募できるのは法人または法人格を持たないその他の団体。
町産業観光課は「鴫立庵は文化的にも歴史的にも価値のある施設。町の文化向上と観光発展に役立ててほしい」と話す。鴫立庵には俳諧道場のほか法虎堂と観音堂、茶室などの施設があり、9月9日と12日の午後2時から内覧会を行う。
3施設いずれも指定期間は16年4月1日から21年3月31日までの5年間。募集要項や申請書などの資料を9月24日まで配布している。町ホームページから入手することも可。さざれ石と大磯運動公園に関する質問を9月1日から10日まで、鴫立庵についての質問を9月1日から16日まで受け付ける。応募期間は9月25日から30日まで。事業者選定は10月中を予定。
問い合わせは大磯町【電話】0463・61・4100。
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