大磯町を冒険フィールドに見立て、子どもたちに謎解きを通して商店関係者らとふれあってもらうまちあるきイベントが、3月20日(月)に行われる。今年で結成50周年を迎える町商工会青年部が、記念事業として企画した。
「おおいそまち歩きぼうけん隊」は幼稚園児から小学4年生程度の子どもと保護者を対象に、宝の地図に記された17カ所の探検ポイントを巡るゲーム。商工会青年部の吉川喜徳部長は「未来の大磯を担う子どもたちに、この町をもっと好きになってもらいたい」と話し、子ども向けの記念事業を実現させようと検討を重ねてきた。
参加者は、「駅前エリア」「海側エリア」など3つのコースを歩き、事業に賛同した店舗、史跡などにまつわる謎を解き明かしながら宝のありかを目指す。孤児救済に生涯をささげた澤田美喜の記念館や国内最古のツーバイフォー建築物として知られる大磯迎賓舘、大磯海水浴場の開設に尽力した松本順の謝恩碑など、歴史風情豊かなポイントに立ち寄ることで町の魅力を感じてもらう。
親子によるまちあるきという趣向を取り入れ、参加店のPRにつなげることも目的だ。「気軽に立ち寄れるイメージを伝え、商品やサービスを知ってもらう機会になれば」と吉川部長は話している。
午前9時30分から午後3時。地図は駅前の観光協会で配布する。雨天決行。子どもだけの参加は不可。
問い合わせは町商工会【電話】0463・61・0871。
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