二宮町の川勾神社で新しい年を迎える準備が着々と進められている。
神棚にまつる護摩札や交通安全のお札に祈願者の名前を書き入れる作業が14日に始まった。長年の経験を持つ女性たちが連日、楷書で一文字一文字、丁寧に筆を運んでいく。お札書きを続けて約30年というベテランは「画数が少ない字はやや太く、多い字は細めに、お名前全体をバランスよく書くことに気を配っています」と仕上がりを確認。同神社では例年、約1500体のお札を用意するという。
8日には、氏子総代など約20人が境内に集まり、すす払いやしめ縄作りに精を出し、長さ5mの真新しいしめ縄が拝殿に飾られた。萱や竹を材料に直径3mの茅の輪も製作。茅の輪には厄災を除ける力があり、輪の中を8の字を描くように3回通ると心身が清められると伝えられている。
茅の輪をくぐる大祓(おおはらえ)の神事は24日午前9時から行われる。
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