スポーツ優秀賞を受けた桜井兄弟（前列）と功労賞の３人
２０１９年度大磯町スポーツ表彰が、３月30日に大磯町役場で開かれ、空手の全国大会で活躍した大磯小学校の桜井奏輔君（11）・香太君（７）兄弟＝長者町＝にスポーツ優秀賞、町スポーツ推進委員の関野行正さん（56）＝神明町＝・守屋正三さん（72）＝黒岩＝・奥野枝美子さん（66）＝山王町＝にスポーツ功労賞が贈られた。
スポーツで優秀な成績を収めた選手と、長年にわたり地域のスポーツ振興に尽力した人を称えることを目的に毎年実施されている同表彰。今回は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、来賓や一般出席者のいない規模縮小で式典を行った。
桜井奏輔君は昨年10月に開かれた「第11回オープントーナメント全日本空手道選手権大会」の組手・小５男子38kg未満の部で第３位に入賞。昨年11月の「第13回ＪＫＪＯ全日本ジュニア空手道選手権大会」に組手・小１男子の部で出場した桜井香太君も同じく第３位となる好成績を残した。
町スポーツ推進委員の３人は、いずれも10年以上にわたり町のスポーツ健康イベントや、スポーツ推進委員協議会の自主事業に尽力してきた功績が認められた。自主事業には、ニュースポーツの普及やユニカール大会などが含まれている。
次の目標へ
表彰式で中崎久雄町長は「日々努力を重ねて他の人にできないことを成し遂げた優秀賞の２人、長年にわたり町民の元気を支えて頂いている功労賞の方々、皆様を誇らしく思う。体を大事にしてこれからも頑張ってほしい」とエールを送った。
受賞者を代表してあいさつに立った奥野さんは「14年間、貴重な経験をして、多くの人に巡り合えたことは人生の財産。この経験を生かして、これからも町の役に立ちたい」と意欲を語った。
桜井兄弟も「受賞は嬉しかったが、３位でくやしい気持ちもあった。次は全日本大会で優勝したい」と口を揃えた。
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