大磯ジュニアソフトテニスクラブ(小見勇会長)に通う石井翔太君(大磯小5年)・中山椋太君(同)ペアが、昨年末に横浜市内で開催された第20回全国小学生ソフトテニス大会の県代表決定大会で男子ダブルスの4位に入賞し、全国大会への出場権を手にした。
同クラブに通う両親やきょうだいに連れられ、幼稚園の頃からコートに親しんでいた幼なじみの2人。小学1年生から本格的にテニスを始め、低学年の頃からペアを組んで数々の大会に挑んできた。同大会には昨年度も出場し県代表決定大会で優勝して全国出場が決まっていたが、新型コロナウイルスの影響で大会自体が中止となり悔しい思いをしていた。高学年となった今年度、全国の大舞台で実力を試す機会を再び2人で掴んだ。
2人の息合わせ
昨年11月に行われた予選会の上位10組が参加した県代表決定大会。この日にむけて2人は、石井君の前衛力強化や中山君の苦手なバックハンドストロークの克服を中心に練習に取り組み、それぞれ自宅でも自主練に励んだ。大会では、前衛(石井君)と後衛(中山君)が、それぞれの役割をしっかりと果たすことに重点を置いた。ブロック別のリーグ戦を3勝1敗の2位で通過した石井・中山ペアは、3位決定戦で1ゲームを先取したものの対戦相手の粘り強いプレーや前衛の頭を抜くロブなどにペースを奪われ、積極的にボールを打ちにいき挽回を試みたが、一歩及ばなかった。
3月下旬に千葉県で開催される全国大会にむけて2人は「昨年、全国大会が無くなった分も頑張る。攻めのプレーで優勝を目指したい」(石井君)、「目標は優勝。緩急をつけたプレーで相手の後衛に打ち負けないようにする」(中山君)とそれぞれの意気込みを語った。2人を指導する南登志子コーチは「勝ち負けだけにこだわらず、大会を通じて2人が人間的に成長し、今後も楽しくテニスを続けてくれれば」とエールを送る。
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