「なかい応援大使」に就任したシナモロールとなかまる。左はサンリオの谷村本部長、右は杉山町長
サンリオの人気キャラクター「シナモロール」(愛称シナモン)が「なかい応援大使」に就任した。中井町のキャラクター「なかまる」とともに同町の発行物などに登場して「里都（さと）まち♡なかい」の魅力発信に協力する。
町役場で４月20日に就任式が行われ、杉山祐一町長とサンリオの谷村和明ライセンス営業本部長ほか関係者が出席。杉山町長がシナモロールに委嘱状を交付した。委嘱期間は２０２３年３月までの１年間。町のイベントになかまると一緒に登場したり、広報やチラシ、ポスターなどにイラストがあしらわれたりする。
シナモロールは雲の上で生まれた白い子犬の男の子。人気投票のサンリオキャラクター大賞で３年連続１位が期待され、幅広い世代から人気を集めている。「人と人をつなぎ、人を元気にするサンリオを代表するキャラクター。中井町の魅力を発信し、笑顔があふれるまちづくりに力を尽くしていきたい」と谷村本部長。杉山町長は「応援大使の協力はありがたいこと。今年度は連携事業として、シナモロールとなかまるのデザインを活用したふるさと納税返礼品のオリジナルグッズも制作していく」と話した。
シナモロールの応援大使起用はシティプロモーションの一環。町の取り組みに対する関心や地元への愛着を高めることなどがねらい。町の若手職員が提案して実現した。「今年で誕生20周年を迎えるシナモロールは注目度が高く、なかまると並んだときに親和性がある。子育て世代や若年層へアピールすることができ、一緒に町を盛り上げたい」（町企画課）と白羽の矢を立てた。
サンリオのキャラクターを活用する自治体は品川区や富山市などがあり、神奈川県内では中井町が初めて。
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