神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

3年ぶり復活 ファン歓喜 大磯白キス投釣大会

社会

公開:2022年5月20日

  • X
  • LINE
  • hatena
コロナ前の賑わう白キス投釣大会
コロナ前の賑わう白キス投釣大会

 戦後から70年にわたり、毎年6月に大磯こゆるぎ海岸で開催されてきた「大磯白キス投釣大会」が、3年ぶりに再開されることが決まり、釣りファンを中心に喜びの声が広がっている。新型コロナウイルスの影響で2020年から中止が続いていた。

 姿の美しさから「海の女王」とも呼ばれる白キス。海水温が上昇するにつれて水深の浅い場所に移動するため、浜からの投げ釣りは、これからが本格シーズンとなる。

 日本で最初に催された白キス投げ釣り大会といわれる同大会は、大磯にゆかりのある釣り好きの小説家や写真家、財界人などが会員だった「大磯リール会」が町にもちかけて、1949(昭和24)年に第1回大会が開かれた。以来、大磯で最も古い釣りイベントとして、昭和・平成・令和と時代を超えて太公望たちを魅了し続けてきた。現在は大磯町観光協会が主催、町や大磯二宮漁業協同組合らの後援で開催。毎回、町内外から200人前後の釣りファンが参加して賑わう人気イベントだったが、新型コロナの感染拡大を受けて、2年連続で中止となっていた。

 大磯町観光協会では今年、3年ぶりの大会再開に向けて釣り具メーカーや町内の団体・企業らの協賛を取り付けるなど準備を進め、5月上旬に正式に開催を決定した。

時間内で大きさ競う

 73回目となる今大会は、6月12日(日)に開催。小雨決行、荒天中止。時間内に釣り上げた白キスの体長を競い合う。10歳以上なら誰でも参加可能。参加希望者は当日午前7時から8時30分までに、町営照ヶ崎プール隣の港公園で参加登録を行う。参加費500円。陸上からの投込釣で、仕掛けは自由。竿は1人1本、餌は各自で持参。競技時間は7時30分から正午まで。釣り上げた1尾の体長で審査し、上位20位までの参加者などに賞品が用意されている。

 大磯町観光協会では「伝統ある大会が再開できてうれしい。ぜひ多くの方に参加いただいて、大磯からの投げ釣りを楽しんでもらえれば」と話している。問い合わせは同協会【電話】0463・61・3300。

大磯・二宮・中井版のトップニュース最新6

アンジェが全国3位

二宮町ダンススタジオ

アンジェが全国3位

コンクールに落語で挑戦

4月26日

「盲導犬すごい」の先へ

二宮在住板嶌さん

「盲導犬すごい」の先へ

共生社会 考える機会に

4月26日

絵本で地元の魅力発信

大磯中学校

絵本で地元の魅力発信

生徒有志が図書館に寄贈

4月19日

新名物に「高麗キムチ」

大磯町

新名物に「高麗キムチ」

地名から縁広げ商品化

4月19日

大磯在住 勝倉さん世界V

障害者プロサーファー

大磯在住 勝倉さん世界V

グランドチャンピオン目指す

4月12日

コロナ経て秘仏開帳

大磯町慶覚院

コロナ経て秘仏開帳

稚児行列も実施

4月12日

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月12日0:00更新

大磯・二宮・中井版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook