２月に行われた「県人会のつどい」では、様々な郷土芸能が披露され、会場には多くの市民が集まった
東日本大震災の被災者へ復興のエールを送るとともに、市民から義援金を募ろうと秦野市県人会連合会（木村孝雄会長）が５月３日（火）、秦野市文化会館で「がんばろう日本！負けるな東北！復興支援チャリティショー」を開催する。
秦野市は、市民の約７割が市外出身者といわれており、平成19年の長野県人会を皮切りに、同郷を語る場として数多くの県人会が結成され、現在16団体が活動している。
個々の県人会で懇親会や郷土旅行など独自の企画を実施しているほか、各県人会が団結して同連合会を組織し、今年２月には第３回目となる「はだの県人会のつどい」を開催。郷土芸能の披露や、特産品の販売などで１２００人以上が来場した。
３月11日の地震では、三陸地方を中心に広範囲で被害が発生した。秦野市には福島、宮城、岩手、青森の県人会組織があり、それぞれの郷土が壊滅的な被害を受け、親族が犠牲となった会員もいた。
これを受け同連合会では「被害の大きかった４県人会を助け、被災者のために連合会としてできることをしよう」と、急遽チャリティショーを企画。当日は、８つの県人会が郷土芸能を披露し、２団体がゲストとして出演する。
また、会場では被災地へのチャリティ募金が行われ、集まった募金は日本赤十字社を通して全額が被災地に送られるという。
木村会長は「北から南まで、全ての県人会の総意で開催できました。一人でも多くの方に足を運んでいただければ」と話した。
※予定演目は以下の通り
▽秋田県人会／ドンパン節▽山形県人会／花笠音頭▽福島県人会／チンドン▽長野県人会／ハーモニカによる叙情歌▽／熊本県人会／おてもやん▽新潟県人会／安来節▽北海道人会／ソーラン節▽三重県人会／島唄ほか▽ゲスト／ジョージ＆テディボーイズ・菊池杜支朗▽友情出演／ＮＰＯ法人秦野ふる里会 酔心太鼓
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