５月のまちを彩る両イベントのポスター
５月の秦野は芸術文化一色に染まる―。市民団体などによる芸術のイベント「五月祭」と「丹沢アートフェスティヴァル」が今年もスタート。ギャラリーや芸術愛好家らが個展や音楽演奏会などを手作りで企画する。
毎年、市内外から多くの人が訪れるこの２つのイベント。各会場が趣向を凝らした作品を用意している。風薫る季節、お気に入りの芸術作品を見つけに出かけてみては。
五月祭
”５月は秦野盆地が美術館になる”をテーマに実施される「五月祭」。今年で８回目を迎える。
参加ギャラリーは４月20日現在22団体。単一イベントではなく、「五月祭」という共通のタイトルを付けてそれぞれ独自に展示などを行う。油彩・水彩画や器、フラワーアレンジほか、ジャンルもさまざまなのでギャラリー巡りが楽しめる。共通ルールとして、来訪者には希望によりギャラリーが記念のスタンプを押してくれるので、各会場のスタンプを集めるおもしろさもある。五月祭について古谷義幸市長は「まち全体を美術館にしようという発想は、大変夢のある企画であり、若葉色に輝く美しい秦野のまちを楽しんでいただく絶好の機会であると思います」と話す。
問合せは五月祭支援プロジェクト【電話】０４６３（７５）０８８８小泉さんまで。【URL】http://www.uejiya.net/gogatu.html
丹沢アートフェス
”アートが溢れる アートで賑わう”をコンセプトに自宅の一室や商店、公民館などを借りて、芸術愛好家らが個展や音楽演奏などを披露するイベント「丹沢アートフェスティヴァル」。今年で５回目を迎える同フェスは今月29日（祝）午後１時から南が丘公民館で行われるオープニングコンサートで幕を開ける。５月31日（火）までの期間中、秦野市をはじめ厚木市、伊勢原市、小田原市、平塚市、松田町、大磯町などにあるギャラリーや芸術愛好家47団体が「LOVE IS ART」をテーマにさまざまなイベントを開催する。さらに恒例のスタンプラリー抽選会も行う。
また、今年は東日本大震災の支援活動として、チャリティー作品販売会と会場に募金箱を設置する（詳細は中面に掲載）。
問合せはＴＡＮＧＥＩ実行委員会【電話】０４６３（８８）７１１７【URL】http://0463.tv/tangei
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