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秦野版 公開:2012年2月9日 エリアトップへ

秦野署が雪山訓練 遭難事故防止を目的に

社会

公開:2012年2月9日

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遭難者役を背負いながらの山行
遭難者役を背負いながらの山行

 秦野警察署(石井孝署長)では1月23日と2月3日、管轄区域内に丹沢山系を持つ同署ならではの「雪山訓練」を行った。登山者の冬山遭難事故防止を目的とした恒例の訓練で、毎年雪の積もった日に実施されている。

 訓練は、両日ともに朝7時半から夕方5時まで行われた。山に入ったのは、同署地域課の新人2人を含む6人。遭難者を救助した想定で、1人が遭難者役を背負って他の署員が後ろで支え、その役割を交代しながら歩を進めた。

 今回は1日目にヤビツ峠から入り表尾根の二ノ塔、三ノ塔を通って丹沢臨時警備派出所(戸川・戸沢の出合い)へ。2日目に同派出所をスタートし、塔ノ岳を経由した大倉尾根を通って下山した。

 山中の冷え込みは厳しく、訓練中、塔ノ岳の頂上ではマイナス14℃にもなった。アイゼンをつけた登山靴で、深いところでは膝のあたりまで積もった雪の中を一歩一歩進んでいった。

 また署員らは、登山道ですれ違う登山者に「装備をしっかりとして冬山登山を楽しんでください」などと声をかけていた。

 山に関するものでは同署内でロープ降下訓練が行われるほか、夏場には丹沢で沢登り訓練が実施されている。また同署代表者が静岡県警との富士山での合同救助訓練へも参加している。「今後も山岳遭難に備えていろいろなルートで訓練を行う予定ですが、事故が起きないのが一番です」と同課。「無理のない登山計画を立て、危ないと思ったら帰ること」と登山者に注意を呼びかけている。

 昨年1月から3月までの山岳遭難救助等出動数は、ヘリコプター出動1件を含む3件だった。今年に入ってからは、弘法山への出動1件(2月7日現在)。
 

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