神奈川県還暦軟式野球連盟が創立20周年を記念し、3月29日(土)の午前9時から市中央運動公園野球場で総合開会式を開催する。当日は野球場周辺で県人会や商店会連合会による飲食物や物産品のブースが設置されるほか、秦野観光和太鼓の演奏やハワイアンダンスなどの披露もある。
県内で同連盟に所属するのは44チーム、登録選手は1354人。そのうち60歳以上の選手で構成される還暦野球チームは32団体、70歳以上の古希野球チームは12団体が所属している。学生時代から野球を続けている選手が多く、中にはプロ野球や国体で活躍した選手もいるという。
毎年春季大会が開幕されるこの時期に開会式が開かれているが「20周年を記念し、地域や施設関係者も楽しめる記念式典にしたい」と実行委員会を編成。1年前から準備を進めてきた。
当日、球場周辺には県人会や商店会連合会がブースを出店。秦野市を始め、東北や熊本などの「ご当地グルメ」や物産品を販売する予定だ。実行委員の小泉馨さんは「毎年3月末から会場周辺では桜が咲き始めるので当日は花見に来るような感じで遊びに来てほしい」と市民に呼びかけている。
総合開会式は本町中学校吹奏楽部の演奏で幕を開け、旗手を務める市少年野球チームの子どもたちを先頭に選手たちが入場。「歓迎アトラクション」として秦野市観光協会による秦野観光和太鼓の演奏や「イリマ マヒプア れみ」所属のジュニアたちによるハワイアンダンスの披露もある。
記念式典の最後を締めくくるのは秦野市少年野球チームと、県央ブロックの古希チームの選抜選手との交流試合。「どちらもオールスターメンバーで戦います。ルールは子どもたちに合わせますが、どちらもこの試合を楽しみにしているようです」と小泉さんは話す。
還暦野球大会は29日以降、週末などに県内の44チームがブロック別に対戦し、5月中旬までに決勝トーナメントに出場する4チームが決まる。
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