上地区 里山活用イベント 初開催 6月 野菜収穫体験ほか
豊かな自然が残る秦野市の上地区で6月7日(土)、『上地区農園ハイク&収穫体験』と『第1回上地区いなか暮らし体験イベント』が初開催される。同地区の特性であり資源でもある里地里山をキーワードに、市と地元住民が一体となり取り組んでいる地域活性化策「活力ある地域づくりプロジェクト」の一環。
プロジェクトでは、上地区の里山自然を活用し、自然体験を中心とした教育環境や観光地としての可能性、魅力を向上させる施策を展開する。
農園ハイク
地域の農家などで構成される、上地区農園ハイク実行委員会(和田稔会長)が主催する「農園ハイク&収穫体験」。
当日参加者は、体験場所などが書かれた地図を片手に各農家を歩いて巡り、収穫体験や散策を行う。
協力農家は10軒。ジャガイモやニンジン、ズッキーニ、ガーデンレタス、バラなどの他、上地区の特産品化に向けて生産している極早生桃やニンニクなどを収穫できる。収穫作物は、各農園に預けて、解散時に受け取ることもできる。
農園までは分かりづらい道もあるが、案内看板を設置したり、同地域で放牧されているヤギが道の目印になるなど、参加者が楽しんで散策できるように趣向を凝らしているという。
参加費はチケット制で、3枚つづり1組で1千円。当日、必要な額を購入する。午前9時にJAはだの上支所に集合し、解散は正午。全行程約6Km。定員は申し込み先着50組。荒天中止。
問い合わせ、申し込みは市農産課【電話】0463・81・7800へ。
いなか暮らし体験
「いなか暮らし体験イベント」は、主催の上地区いなか暮らしふるさと塾のメンバーが、森、農、食、生きもの、ものづくり、ガーデニング、民話・遊びなどの7グループに分かれ、参加者を楽しませる。
上公民館で、午前8時30分から受付が始まり、午前中は【1】竹林整備と花壇作りの里山コース【2】地場産食材を使った昼食を作る田舎料理コース【3】ガイドと一緒に里山散策する自然とのふれあいコースのいずれかで、田舎暮らしを体験する。午後は、演奏会や観察会、竹とんぼ作りなどを通して地域住民と交流を図る。イベント終了時刻は午後4時。
参加費は無料で、定員は申し込み先着100人。雨天時は翌日に順延。
問い合わせ、申し込みは市森林づくり課【電話】0463・82・9631へ。
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