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秦野版 公開:2016年10月8日 エリアトップへ

東海大学 乾電池で有人飛行 ギネス世界記録に挑戦

教育

公開:2016年10月8日

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ギネス世界記録に挑戦する学生ら
ギネス世界記録に挑戦する学生ら

 東海大学は9月26日、学生人力飛行機チームが、パナソニック乾電池「エボルタ」のみを動力に使った「世界最長距離有人飛行チャレンジ」に挑戦すると発表した。チャレンジの実施は11月3日(木・祝)、琵琶湖で予定しており、10キロ以上の飛行が認められればギネス世界記録達成となる。

 この企画はパナソニックが乾電池エボルタのパワーや持続性の実証実験として、2008年から毎年実施しているもの。これまで、グランドキャニオン登頂や、世界最長距離鉄道走行チャレンジなどを行ってきた。9回目となる今回、タッグを組む相手として、40年の歴史を持つ東海大の人力飛行機チームに白羽の矢が立った。

 今回使用するのは、同チームの伝統となっている低翼式の機体で、エボルタ約500本を原動力に大空へはばたく。機体の下に翼がつけられた低翼式は、その美しいフォルムと操縦性の高さが魅力だ。

 同チームは「鳥人間コンテスト」に過去29回出場するなど、普段は人力飛行の速さを競っている。伝統的に低翼式の機体で挑戦しており、51人の学生がチームに所属する。

 全学部の学生が所属可能だが、メンバーは理系学部の学生がほとんど。授業で学んだ知識が、機体の素材選択や、設計の役に立つという。「習ったことを実践できる場があるので勉強も楽しい。いろんな学部学科がある東海大だからこそのチームワークも他には真似できないところ」とメンバーのひとりは語る。

 今回の挑戦は普段の人力とは違い、乾電池エボルタによる動力を使う。より飛行距離を出すため、翼の面積を1・5倍大きくし、その分強度を高めた。発砲スチロールでできた機体は軽く、空気抵抗を抑えるためなめらかに仕上げ、これまでの人力飛行機のノウハウを詰め込んだ。

 チームリーダーの東海林(とうかいりん)聡史さん(21)は、「大きなチャレンジに携われて感謝。やるからには成功したい」とテイクオフの瞬間を待ち望んでいる。

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