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秦野版 公開:2022年2月18日 エリアトップへ

大倉高原山の家を解体 環境配慮型トイレ設置へ

社会

公開:2022年2月18日

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建屋はすでに解体が済み更地となった(2月12日撮影)
建屋はすでに解体が済み更地となった(2月12日撮影)

 県立秦野戸川公園から塔ノ岳へ続く登山道の大倉尾根上にあった大倉高原山の家が解体され現在は更地になっている。秦野市ではこの場所に新たに環境配慮型のチップ制トイレを整備するという。

 大倉高原山の家は神奈川県が1951年に整備。1960年に秦野市に移管され、その後民間との間で建物賃貸借契約を締結し、営業や管理を委託してきた。しかし建設から60年以上が経過し、老朽化が著しく、2017年に閉鎖された。

 以前は沢から水を引いていたが、台風などの影響で水を送る管が途中で複数個所破損し、水が届いていない。秦野市では今年度、建屋の解体工事や水場の整備に向けおよそ1022万円の予算を盛り込み整備を進めてきた。あわせて神奈川県環境配慮型山岳公衆トイレ等設置等補助金を活用し、新たにトイレ整備を進める。

整備完了後はテントサイトも利用可に

 これらの整備に伴い大倉尾根の「大倉高原テントサイト」を経由するルートに関しては、3月15日まで立ち入り禁止で通過することができず、テントサイトも利用することができない(通常ルートで塔ノ岳まで通過することは可能)。整備が完了した後は新しいトイレも使え、以前同様テントサイトも利用できるようになるという。

 秦野市では2020年、新東名高速道路の開通を契機とする「表丹沢魅力づくり構想」を立ち上げ、表丹沢の魅力を磨き上げるための様々な取り組みを始めている。

 地元の住民や丹沢山小屋組合、県立秦野戸川公園や秦野市職員らで構成する「大倉高原山の家施設検討懇話会」では来年度以降同地域の有効な活用方法についてさらに検討を進め、魅力の向上を図るとしている。

老朽化して閉鎖されていた建屋
老朽化して閉鎖されていた建屋

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