東日本大震災による影響があった仙台市泉区のスポーツ環境に貢献できればと、横浜市泉区体育協会など4団体が仙台市泉区体育協会にソフトボール15ダースとバレーボール30個を寄贈。7月2日に発送した。
仙台市泉区とのシニアソフトボール交流を平成14年に企画したオアシス21世紀の会(小島馨会長)が提案し、泉区体育協会(大貫芳夫会長・企画当時)と泉区ソフトボール協会(竹田栄会長)、泉区バレーボール協会(松本敏会長)が賛同して実現した。
同区とはシニアソフトボールのほか、昨年からは女子バレーボールの交流が始まっており、小島会長は「少しでも元気になっていただくきっかけに」とボールの寄贈を決めた。
仙台市泉区体育協会の早坂明理事長によると、沿岸部から離れた同区では津波被害はなかったものの、丘陵地では一部地盤の崩落などによる建物被害がでている。バレーボールなど様々な年間計画が組まれる同区の泉体育館でも建物被害がひどく、未だ修復が進まず、試合等が再開できない状況という。
今回の新品ボール寄贈に対し早坂理事長は「それぞれの協会で必需品として使えるものなので、大変ありがたい」と感謝した。
なお、同区の少年サッカーチームと10年来の交流がある泉区サッカー連盟(堀内清浩会長)は、4月に義援金152万7089円とフェイスタオル、バスタオル、せっけん、カイロなどを詰めたダンボール30箱を送付している。
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