中田小が9回目の金賞 マーチングの全国大会
昨年12月にさいたまスーパーアリーナ(さいたま市中央区)で行われた「第41回マーチングバンド・カラーガード全国大会」に中田小学校が出場し、通算9回目となる金賞を掴み取った=写真。
同小は昨年10月の県大会と11月の関東大会を勝ち抜き、9年連続となる全国大会へと駒を進めた。
マーチングは管楽器や打楽器を中心に編成し、音楽に合わせて隊列を組んで歩くため、チームワークが必要とされる。同小は午前7時30分からの朝練を週4回行うほか、夏休みには強化練習を実施し、動きや音が合うよう繰り返し取り組んできた。
全国大会で同小が披露したのは「レ・ミゼラブル」の3部構成。現在のチームは3〜6年生の57人で大編成としては少ない方というが、指導者の一人、竹田可奈教諭は「人数が多ければ見栄えも良くなるが、この人数を生かしたシンプルな構成と音で勝負した」とこだわりを話した。
部長の中村春咲さん(6年)は「金賞が発表されたとき、自分は皆と離れた場所にいたが、歓声が聞こえて実感した」と振り返り、喜びを語った。
「サポーターズクラブや地域の支えが大きい」と竹田教諭。同バンドは地区の行事等にも積極的に参加しており、地域に根付いた活動を継続していく。
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