いずみ歌舞伎、盛大に 熱演に拍手喝采
泉区秋の恒例行事である歌舞伎公演が10月18・19日の2日間、泉公会堂で開かれた。
1996年の区政10周年記念を契機として公募で集まった市民らにより、伝統文化の保存継承を目的に始まった区民による手づくり歌舞伎は、今年で19回目。演技指導から衣装づくりに至るまでプロから指導を受けているとあって毎年本格的な舞台が披露される。今年も会場には「この日を楽しみしていた」という区民らが多数詰めかけ、満員状態となった。
今年の演目は「妹背山婦女庭訓・三笠山御殿の場」、幼児と小学生出演の「御目見得だんまり」、「三人吉三巴白浪―大川端庚申塚の場」の3本。三笠山御殿の場のワンシーンでは、ヒロインのお三輪をいじめる官女役の6人がテンポよくいじりまわし、会場からは笑いが起こっていた。
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