国の特別天然記念物であり、幸せを運ぶ鳥として知られるコウノトリが境川遊水地公園に現れ、西が岡デジカメ同好会に所属する本田英昭さん(72・下和泉在住)が撮影に成功した。
台風18号が通過した10月12日早朝、迷い鳥のアオサギを撮りに公園を訪れた本田さんは、大きな鳥が池に降り立ち、着水する姿を見つけた。「初めはアオサギかと思ったが、近づいてみたらコウノトリで驚いた」とその時を振り返る。同公園に滞在していた15日までの4日間は午前9時頃から毎日通いつめ、カメラに収めた。撮影枚数は2000枚を超えるという。
地域行事やサークルのイベントごとなど、依頼を受ければ何でも撮るという本田さんは、写真歴55年の大ベテラン。それでもコウノトリの撮影は初めてで「泉区では滅多に見ることはできない。貴重な瞬間に立ち会え、カメラに収めることができて幸せな気持ちになった」と話した。
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