中田小学校マーチングバンドが昨年12月13日にさいたまスーパーアリーナで行われた全国大会に出場し、昨年に続き金賞を獲得した。
今年度の曲目は「Evita」の3部構成。ラテンの軽快なリズムが特徴的な曲だ。チームは週4度の朝練と2度の放課後練習で演奏の質を高めてきたが、全国出場校と比べると少ない方だという。指導する竹田可奈教諭は「音を出すことと動きを確認すること、個々に集中する時間を分けて取り組んでいる」と話す。
マーチングは音楽に合わせて隊列を組んで歩くため、チームワークが不可欠だ。大会前はインフルエンザで部員が満足にそろわなかったが、部長の齊藤彩夏さん(6年)は「いい演奏ができるよう、練習後に6年生13人で話し合ってきた。その成果が出て嬉しい」と口にした。竹田教諭は「子どもの成長や豊かな音楽表現が身につくことを第一にやっているが、結果がついてきてホッとしている。大会の出発前に地域の方が見送りに来てくれ、愛されているなと感じた」と話した。
3月には、6年生最後の演奏となるさくらまつりが控えている。「練習を重ね、お世話になった方々への感謝の気持ちで演奏したい」と齊藤さんは話した。
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