昨年統合した飯田北いちょう小学校(上飯田町・田中秀仁校長)の第1回卒業式が3月20日に行われ、在校生や地域関係者が1期生56人の新たな門出を祝った。近隣には外国人世帯が多く住む県営いちょう団地があることから、児童の4割近くが外国籍という特徴の同校。この日はチャイナドレスなど各国の民族衣装に身を包んで出席する児童の姿も見られた。
式では、児童から学校のイメージなどを募集して完成した校歌を斉唱し、460枚の木版に歌詞を彫ったオリジナルの校歌額とともに保護者へ披露した。作詞作曲したブラジル音楽ピアニストの今井亮太郎さんも駆けつけ、児童の歌声に耳を傾けた。田中校長は「地域や家族、周りの支えがあってこの日を迎えることができた。卒業生には感謝の心を忘れないでほしいし、後輩へ素敵な心を繋いでほしい」と話した。
6年生への進級を前に統合した卒業生。呼びかけの言葉では、統合前の飯田北小といちょう小で過ごした5年間を振り返るとともに、お世話になった人々へ感謝の気持ちを、英語やポルトガル、ラオス語など8つの言語で伝えた。
泉区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|