4月16日、地域子育て支援拠点「すきっぷ」で横浜子育てサポートシステムの説明会が開かれた。
横浜市の事業として15年前に始まったもので、子どもの預かりや送迎を地域の人が有料で請け負う。母親らがリフレッシュなどを目的に1時間800円から利用できる。子どもを預ける「利用会員」、預かる「提供会員」、両方の「両方会員」がある。
説明会では、提供会員・両方会員の女性2人が説明を聞く母親に代わり、子どもの保育を行った。提供会員歴3年目の菅野加奈子さんは、2人の子どもの母親。仕事が休みの日に、無理ない範囲で見守りを中心に活動している。同じく2人の子を育てる井田綾子さんは、本格的に仕事復帰する前にまずは子どもの預かりから始めてみようと両方会員に登録し、この日が初仕事。緊張した様子の子どももいたが、徐々に笑顔も増え、楽しそうに遊んでいた。
現在、泉区の会員数は計555人。利用・提供・両方会員それぞれが昨年同期の1・4倍に増加。シニアや男性も活躍しているが、預かり手不足という課題は依然として残る。今後の説明会は4月27日(水)、5月19日(木)にすきっぷで10時半から。問い合わせは事務局【電話】045・805・6789。
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