泉区や戸塚区など、横浜市内5区で橋りょうに設置されている橋名板が盗まれていることが8月1日、市道路局から発表された。現在、盗難防止のための対策を進めているという。
同局によると、最初に盗難が発覚したのは6月27日。戸塚区内の橋りょうで橋名板がなくなっていると警察署から連絡があった。7月1日に現場周辺を点検したところ、複数の橋りょうで盗難の被害にあっていることが判明。その後、道路局が管理する橋りょう1765カ所と歩道橋327カ所を対象に調査を行い、27日、警察に被害を届出た。
盗まれた橋名板の数は、35枚。18の橋から盗まれ、被害総額は約180万円相当という。泉区内では123カ所の橋りょう、2カ所の歩道橋を調査したところ、慶林橋、慶林上橋、下和泉橋、四ツ谷橋の4つの橋りょうから9枚が盗難にあっていた。橋名板は、ブロンズやアルミなどの金属製。標準的な大きさは横60cm、縦20cmで、1枚あたり約5万円。盗まれた橋名板は高欄などにボルトで取り付けられているタイプが中心で、何者かがボルトを外し、持ち去ったものと見られている。
同様の事件は市外でも発生しており、神奈川県山北町では橋りょうや土砂の流出を防ぐ洞門の銘板が盗まれた。また、静岡県でも500万円にのぼる被害が報告されているという。
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