区内で活動するミニバスケットボールチームの一つ「東中田レッドブレイバーズ」(渡辺克秋監督)。1984年に創立し、かつては県大会ベスト4に入るなど加盟する市西部連盟でも”古豪”として知られている。しかし近年は、他のスポーツやクラブ活動に押され部員は減少傾向。ミニバスでは、試合で10人以上を使うことがルールの一つで、部員数の減少はチーム力の後退につながり、成績が振るわない時期が続いていた。
そこへ今春、体験イベントなどの甲斐あって、新たに12人の仲間が加わった。もともと人数を感じさせない元気が売りの東中田だったが、人数が増えることで練習の質もグンと上がってきた。主将の早坂祐人君(6年)は「春先はチームとしての動きができなかったけれど、少しずつ連携ができていくのが感じられて嬉しい」と話す。
女子は人数不足のため出場できなかったが、男子は今秋の大会で地区予選を突破。初戦で敗れたものの、2年振りに市大会出場を果たした。次の目標である来年の新人戦、さわやか杯へと士気も高まっている。渡辺克秋監督は「技術的な部分はまだまだだが、純粋にバスケットが大好きな素直で真面目な子どもたちが揃っており、着実に力をつけている」と子どもたちののび代に期待を寄せる。
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