関東近郊のチームが参加している女子硬式野球「ヴィーナスリーグ」からの選抜チーム「ヴィーナススターズ」の一員として、2月に香港で開かれた女子硬式野球の国際大会「フェニックスカップ2017」で優勝した。
大会には日本をはじめ、オーストラリア、中国、台湾など7つの国・地域から10チームが出場。身長147cmと小柄ながら、大会を通して俊足・堅守のセカンドとしてチームの優勝に貢献した。大会を振り返っての第一声は「外国の選手たちは大人ということもあり、スイング、打球などパワーがすごかった」。厳しい試合の勝敗を分けたのは、「投手をはじめとする日本チームの堅実な守備だったのでは」と分析する。
現在、中学生の女子硬式野球チーム「オール京急」に所属。レベルの高いチームメイトに囲まれて、野球に対する自身の意識も変わった。グラウンド以外ではボールを使った練習が難しいため、自主練はもっぱら素振りに時間を割いているが、全体練習で指摘されたことをイメージしながら反復することも日課だ。
「優勝はうれしかったけど、課題であるパワー不足を改めて感じさせられた大会でもあった」と、決して浮かれる様子はない。今後の目標について聞くと「守備範囲、走塁の質、パワーをつけるなどまだまだ課題がいっぱい。もっともっとレベルアップしたい」とほほ笑んだ。
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