災害対策をレクチャー 菅田中で「防災スクール」
横浜市立菅田中学校(大場洋子校長・生徒数458人)が8月27日、「防災スクール」を開催した。
これは、神奈川消防団(田邊省二団長)と神奈川消防署(荒卷照和署長)が、大規模地震発生時等に地域防災の大きな力となることが期待される中学生を対象に、防災に関する意識・知識・技術を高めようと、毎年同中学校で開催しているもの。
今年で7回目となる今年は、消防団員約60人が中心となり指導。1年生162人はロープ結索・三角巾の取り扱い、2年生135人は携帯発電機と投光器の取り扱い・傷病者搬送法、3年生144人は心肺蘇生法とAEDの取り扱いをレクチャーしてもらった。ロープ結索では、生徒が災害時の人命救助などに役立つロープの結び方の指導を受け、「本当に抜けない」と、驚いていた。AEDを実践した生徒は「思っていたより簡単にできた」「知識として身につけられてよかった」と感想を話した。その他、消防隊員による救助訓練も披露された。
田邊団長は「何かあった時には助け合うのが一番。少しでも頭の中に入れて役立ててほしい」と話し、大場校長は「昨年の3月11日、怖い思いをしたと思う。日頃から意識して携わっていくことが大事」と話した。
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