市立白幡小学校(永池啓子校長)の6年生9人が10月24日、横浜の姉妹都市である米国サンディエゴ市のモーニングクリーク小学校の6年生6人と、ヨコハマグランドインターコンチネンタルホテルで2回目の「TV会議」を行った。
モーニングクリーク小は東日本大震災の際、千羽鶴を姉妹都市である横浜市を通じて石巻の小学校に届けた。一方、白幡小は学校を上げて環境保護活動に取り組み、昨年2月には米国の海洋自然保護団体・NPO法人「セイラーズフォーザシー」が認定書を寄贈。同法人の創始者・デイビッド・ロックフェラー・ジュニア氏が学校間の架け橋となり、半年前にTV会議が実現した。
今回は、同法人日本支部の事務局があるホテル内のチャペルが会場となった。来日中のロックフェラー夫妻も駆けつけ、白幡小の関係者らとの再会を喜んでいた。
会議では、両校の代表児童がそれぞれ、海岸の清掃活動やリサイクルの現状などを英語で発表。永松亜純さんは「前回は文化の違いを学んだので、今回は環境をテーマに質問した。次は日本語で会議がしたい」と感想を述べた。永池校長は「いずれ子どもたちは卒業するが、スピリットを引き継ぐために、今後も交流を続けていきたい」と話した。
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