済生会神奈川県病院(吉井宏院長)は2月13日、新しく完成した新棟「西館」の内覧会を開いた。
西館は6階建て。内覧会では、全室個室の病棟をはじめ、手術室や心臓血管カテーテル室、内視鏡センター、予防医療センター、外来エリアなどを各診療科のスタッフらが説明した。薬局では、無数に並ぶ薬の棚や調合するための個室を薬剤師が案内。普段見ることができないバックヤードに、見学者も興味津々で見て回っていた。
細部まで配慮
病棟のベッドには、緩和ケアの観点から負担の少ないマットレスや間接照明などを使用。藤原佐和子看護部長は「浴室はご家族と一緒に入ってもらってもいいと思う」と話す。化学療法室もプライベートに配慮して半個室となっており、手術室は優しい色味の壁紙にするなど、細部まで患者目線の構造が目立った。見学した女性は「この日をみなさんが待っていた。普段わからない機能まで見学できてよかった」と話した。
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