建設中だった大口通本町会館=大口通69の1=がこのほど完成し、2月14日にオープンした。
竣工祝賀会には、二宮智美区長をはじめ地域関係者など34人が来場し、真新しい会館の完成を祝った。
12社コンペで斬新プランに
建て替えは、半世紀前に建てられた旧自治会館の老朽化がきっかけ。大口通本町自治会(石田進会長)は、2009年4月から建設資金の積み立てを開始。13年6月に建設委員会を設立し、14年5月には県内12の設計事務所によるコンペを行った。書類選考とプレゼンを経て選ばれたのは、三村邦彦建築設計事務所=藤沢市のプラン。【1】斬新さ【2】耐震性【3】設計士の人柄―などが決め手となった。
延べ床面積約137平方メートルの2階建て。総工費は約2700万円。建物シンボルの門型ゲートには、旧自治会館色を受け継ぐ色を採用した。1階は神輿小屋と消防小屋(備蓄庫)、談話スペースを確保。2階はキッチンと集会場、敷地内に災害用トイレも完備した。
石田会長は「会議だけではなく、地域サロンや料理教室なども企画していきたい」と抱負を語った。
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