2003年に策定された横浜市都市計画マスタープランの地域別構想の改定作業を進めている神奈川区は11月11日、神奈川区プラン「神奈川区まちづくりプラン」の説明会を神大寺地区センターで行った。
今回のプラン改定の背景には、社会経済状況の変化がある。策定からすでに10年以上が経過し、見直しが必要になったため、15年度から改定作業が進められていた。
改定素案によると、まちづくりの目標を【1】安全で利便性の高いまち【2】快適でうるおいのあるまち【3】安心で楽しみにあふれた活力あるまち――の3点に定め、目標実現に向けて、「都市の構成と連携」「鉄道駅周辺のまちづくり」「水と緑の環境」を将来都市像に掲げている。
会場では、区区政振興課や市都市整備局の職員が、資料をもとに来場者に改定素案について説明。「都市交通」「都市環境」「都市の魅力」「都市活力」「都市防災」の分野別や「臨海部」「内陸部」「丘陵部」「横浜都心」「新横浜都心」の地域別に、まちづくりの現状と課題、方針、将来イメージを提示した。
来場者からは、生活に必要な機能を中心部に集積する「コンパクトシティー」や都市計画道路の進捗状況、羽沢駅周辺における他区との連携などについての質問があった。藤咲貴裕区政推進課長は「皆さまからのご意見を重く受け止め、担当局に働きかけていきたい」と話した。
2回目の説明会は、本日16日午後7時から区役所で開催。改定素案は、神奈川区役所や区内地区センター、神奈川図書館、神奈川区役所Webサイトで閲覧可能。(問)同課【電話】045・411・7028
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