演じる職員ら
市内で３つの認可保育所を運営する「社会福祉法人あおぞら」（井崎和夫理事長）＝六角橋＝が11月15日、あおぞら60周年記念式典を六角橋中学校体育館で開催した。
式典には二宮智美区長をはじめ、地域関係者や卒園児など約８００人が駆けつけた。井崎理事長は「共同保育の精神を受け継ぎ、『保育は幼児教育である』の理念を大切にしていきたい」とあいさつ。職員や父母の会の会員ら約30人が60年の歴史を演劇で振り返り、最後に一人ずつ今後の抱負を語った。
六角橋地域に保育所を―。同保育園は１９５５年、９人の母親たちが六角橋プール脱衣所を拠点に共同保育をスタートしたのが始まり。60年に財団法人として認可、93年には社会福祉法人を設立し、その翌年に新園舎が完成した。「24時間型緊急一時保育」や「地域子育て支援」などの地域ニーズをいち早く事業化するなど、その先進的な取り組みが注目されている。
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