自覚症状が少ない前立腺がん PSA検査で早期発見を 川崎幸クリニック
近年患者数が増えている前立腺がん。同がんの診療に注力する川崎幸クリニックの野田医師に聞いた。
「前立腺がんは50歳以上から発症のリスクが上がる。初期では自覚症状が少なく、尿が出にくいなどの症状が出た時には手遅れ、ということも多い。そのため定期的に健康診断などでPSAと呼ばれる血液検査を行い、異常が見つかった場合には速やかに専門医に相談してほしい」と訴える。
同院では、通常診療でもPSA検査を実施(自由診療500円)。他の直腸診などの検査よりも簡便であり、費用も低額で受けることができるという。
また発症してしまった場合でも、治療方針の1つとして放射線治療法を採用。「手術に比べると身体への負担が少なく、原則的に外来通院で治療できる」と野田医師。正常な組織への放射線量を減らすことができる強度変調放射線治療(IMRT)を用いることで、合併症などの危険性も軽減できるという。
|
|
|
|
|
|
4月26日
4月19日