ビール飲んで国際貢献 23日、小杉の飲食店で催し
ＮＧＯが手がける現地語本を手にする水柿社長
ビールを飲んで国際貢献を――。武蔵小杉を拠点に、コンサルタント業などに携わる「ソフィアインベストメントパートナーズ（株）」（水柿美枝代表取締役）がそんなユニークなチャリティーイベントを23日（火）、横須賀線・武蔵小杉駅近くの「ＢＩＳＴＲＯ30（ビストロサンジュウ）」で開催する。
催しは「ビアーズ・フォー・ブックス」と呼ばれ、注文したドリンク１杯につき、１００円を途上国の子ども達に現地語で出版される本の制作費として寄付する。途上国の子ども達の教育支援活動を行い、現地語での本の出版プログラムに取り組むＮＧＯ「ルーム・トゥー・リード」が寄付金の窓口となる。
同ＮＧＯのボランティアスタッフがこのチャリティーイベントを考案したのが始まり。その後、取組みの賛同者が各地で催しを開く。ソフィアインベストメントパートナーズも、スタッフの一人がこの活動に携わっていたことから同社のＣＳＲの一環として進めることになった。水柿社長は「私自身、青少年更生のボランティアに携わった経験の中で『無知はコスト、知らないから損をする』といった考えをもつようになった。途上国の子どもたちには、知識を得ていただきたい」と話す。同社ではイベントを定期的に開催できるよう中原区内の賛同店を募る。「家庭や地域といった自分たちの足元を良くすることで世界平和につなげていきたい」と水柿社長。詳細は、同社遠藤さん【電話】０８０・４４０９・９７１１。
23日は参加自由で予約は不要。午後５時スタート。ＢＩＳＴＲＯ30は中原区中丸子13の20 【電話】０４４・９４８・７４３０。
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