川崎区出身のプロ野球選手・井端弘和さん(38)が3日、母校の川中島小学校(小林信昭校長)を訪れ、児童との交流を行った。
井端選手は毎年のシーズンオフに川中島小学校を訪れて「井端まつり」と称したイベントに参加。ユニフォームの寄贈や講話などを行ってきた。読売ジャイアンツへの入団会見を午後に控えたこの日は、1時間程度の訪問となった。
体育館で全校児童とゲームで触れ合った後、6年生を対象にした講演も実施した。春には中学校への進学を控える児童に対し「新しいスタートには、不安がつきもの。それでも『何とかなる』という思いを持って、頑張ってほしい」とエールを送った。
11月にはプロ入り以来16年間所属した中日ドラゴンズを退団。ベストナイン5回、ゴールデングラブ賞7回など、輝かしい実績を誇る名内野手も、来シーズンは再起をかけた「新しいスタート」となる。
小林校長は「忙しい中でも本校を気にかけてくださり、ありがたい。子ども達にとっても励みになった。井端選手も、今回の交流を少しでも来季への励みにしてもらえれば」と話し、感謝の言葉とともに声援を送っていた。
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