昨年も多くの観客でにぎわった
川崎大師平間寺山門前で10月4日（土）、「ゆめシネマ上映会」が開催される。午後５時から８時30分まで。雨天の場合は５日に順延。５日も雨天の場合は中止。
この上映会は、かわさき楽大師プロジェクト実行委員会（石川庸会長）が主催。２００５年から開催している大師地区の春の一大イベント「かわさき楽大師」の一環として行ってきたが、昨年から上映会のみを秋に開催するようになった。今年はその２回目となるが、上映会自体は10回目の節目を迎える。
見どころは、同会シネマ部会プロジェクトチームが制作した短編映画「（２０１４応援メッセージ）願い事が叶う大師（まち）」。主に大師地域の商店街で撮影し、ストーリーの中に実際の商店主や従業員がメッセージを発する場面を盛り込んでいるという。
シネマ部会は、川崎大師の大開帳奉修の年に同チームオリジナルの作品を作ることを企画し、05年の第１回上映会の際は「おおうそ月のかかし」という短編映画を制作した。今回、同作も10年ぶりに上映。このときの出演者が「願い事が叶う大師」にも登場しており、主人公の谷貝里緒菜さん（20）もその１人だ。
シネマ部会の松原章浩さんは「谷貝さんの10歳の頃の姿を見ることができるのも面白いところ。10年経って変わったもの、変わらないものを対比しながら楽しんでもらえたらうれしいですね」と話す。
そのほかの上映作品は、「平成26年川崎大師平間寺吉例大開帳の様子」、川中島小学校の児童作品、アイスタッフ大師が制作した「スライドで見る昔の大師」など。横浜市鶴見区出身のタレント、吉村明宏さんのミニステージも行われる。会場には焼き鳥、クレープなどの夜店も出店し、にぎやかに行われる。
詳細等の問い合わせは、松原さん【携帯電話】０８０・５５０５・４９５５へ。
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