貝塚に本社を構えるユースキン製薬(野渡和義代表取締役社長)が1月19日、新城小学校(中原区)で皮膚の持つ役割や、ハンドクリームの生成方法などについて教える出張授業を開いた。
出張授業は科学に対する子どもたちの興味・理解を育むことを目的に、昨年から開催。今回は同校の3年生101人が参加した。
当日は同社研究開発部の社員が講師を務め、皮膚に体を守る機能があること、皮膚の健康を保つためにハンドクリームが果たす役割などについて教えた。また、乳化剤を使うと水と油が混ざり合うことを説明。その効果を使って、クリームを生成する実験も行った。
参加した児童は「いつもクリームを塗っているけど、作るときこんなに大変だったとは思わなかった」、「クリームを作ってみて、私も研究員になりたいと思った」とそれぞれ感想を述べた。
同社の担当者は「今後も地元の学校を中心に活動を広げていきたい。スキンケアを身近なものに感じてもらえれば」と話している。
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