夏の風物詩である神輿の連合渡御が今月６日と７日、区内各地で行われ、担ぎ手たちの「エイサー、オイサー」などと威勢の良い掛け声が街中に響き渡った。
宮本町の稲毛神社（市川緋佐麿宮司）の「川崎山王祭」では同神社の氏子町内会約20基の神輿が銀柳街をはじめ、川崎駅前の繁華街を巡り、稲毛神社まで隊列を組んで練り歩く光景が見られた。
神輿の集結地で連合渡御の観覧スポットとしても知られる川崎市役所本庁舎前駐車場＝写真＝はこの秋から建て替え工事が行われるため、今回が見納めとなった。沿道に詰めかけた大勢のギャラリーは神輿の動きに合わせて手拍子や声をかけつつ、名残を惜しんでいた。
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