稲毛神社の社名を記した新しい社号標がこのほど完成した。同神社で現在進められている社殿改修と境内整備事業の一環として行われた。
高さ5m、幅2・2mの社号標は「今後100年に渡って市を代表する神社にふさわしい社号標にしたい」との神社側の意向を受けた地元の阿部石材店(本社/小田・阿部徹代表取締役社長)が施工。同社によると、強度に定評のある茨城県の白真壁小目特級を使用し総重量は11トンに及ぶ。免震ゲル施工や本体と台石、基礎を特殊な芯棒で貫き、耐震対策を施したという。
社号は同神社の氏子総代会長の齋藤文夫氏が川崎市を代表する文化人でもあることから氏子総代会で同氏に揮毫依頼することを決めたという。
社号標は今年秋には完成したが平成29年1月吉日と記した。「新たな気持ちで参拝者をお迎えしたい」とい神社側の思いからだという。同神社によると、これまでの社号標は「神社の歴史を飾った一つ」として駐車場出入り口付近に移設される。
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